見る角度によっては救いの神ともなるし、ただの身勝手な殺人者にもなる。
検事がが言った、「見えないんじゃなくて、見たくないものは見ないだけ」
みんなそうやって日々生きている。
個人的には父親にした事はどの角度からみても、致し方のない事と言えなくはない。
だがその後に彼のしてきた事は自分と父親からの経験により、その価値観を他人の家族に押し付けただけの様にも感じる。
まぁ彼の様に他人の家族にいちいち感情移入していたら実際は介護の仕事なんか出来ない。
日々淡々と業務をこなすだけ。
ずっと観たかったこの作品。
期待以上でも期待以下でもないけれど、俳優陣の演技が思いのほか良すぎた。
