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映画刀剣乱舞-黎明-のふのネタバレレビュー・内容・結末

映画刀剣乱舞-黎明-(2023年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

昔ゲームちょこっとやってた
前作は1回見ておもしろかった!
今作は見たかったものとは違ったかなという印象。
カッコよくていいシーンもたくさんあっただけに、すごくもったいないな……と思ってしまった。

刀剣男士が現代人に振り回されたり、現代人が刀剣男士に振り回されるシーンはとてもおもしろかったし、これが見たかった!という感じ。
殺陣やゲーム中のセリフの使い所も前作同様によかった。
冒頭の安倍晴明〜酒呑童子のくだりはとてもワクワクした。
ただ酒呑童子、めちゃめちゃ詳細に喋るな?とは思った。

中盤から後半にかけては刀剣男士がサブキャラクター的になってしまっていて残念だった。
刀剣乱舞の映画を見に行っているので……。

「思い」についての長めの語りはギャルと同じく「どゆこと?」と感じた。
酒呑童子の呪いのときも思ったけど、説明的なセリフが多かった印象。
スカイツリー上での女子高校生によるアツい説得中、カメラが1人しか抜いていないせいで山姥切国広と三日月宗近が何をしているのか全くわからなくなっていたのも微妙に感じた。

刀剣男士と審神者に対する悪役としては青年は動機が弱いなと思った。
(弟を失った兄の悲しみでは足りないとかではなく)
人の紡ぐ思いと歴史がテーマなら、酒呑童子と顔が同じ青年が酒呑童子の角を受け継いでいる理由とか知りたかったな。

(ゲーム刀剣乱舞のサービス開始前らしい)2012年を舞台に「誰もが審神者になる可能性がある」と表現するのは良かったけど、映画内ではいつから審神者事業が実施されてるとかの説明もなかった(ような気がする)から最初「どゆこと?」となった
ふ