無声映画風に小説の文を挟み込みながら回想していく演出お洒落・・
第三者の目になって覗き見るような構図は、人目を気にしながら逢瀬を重ねた男女の心情を現してるみたいでドキドキする
いつでも華やかなチャイナドレスを着ている嘘みたいに美しい彼女の姿と断片的に映る風景や人物などの違和感が、まさに記憶の中のイメージを体感してるような夢心地な感覚だった。
チャイナドレスがたくさん出てくるけど時々着回してたりもして、この服気に入ってたのかな?印象に残ってたのかな?とか
お互いの妻と夫には焦点を当てないで不倫関係すらあくまで疑いでしかないところとか、色んな想像力が膨らむ映画だった。
結末も本当によかった