nanaten

劇場版アイカツプラネット!のnanatenのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

俳優さんたちの演技はかわいく、ステージシーンは歌もCGも混み混みで相変わらず素晴らしかったです!
物語の構成は…アイカツずっと大好きだからこそ、ちょっと悲しかったです…。
古いファン層へのアピールが強く、新しく物語を企画することがおざなりになっている気がします。
崖登りや斧などは、文脈があったから「アイカツ!」だったもの。同世界観ならまだともかく、未だに歴史や様式美にこだわる印象がありました。
一方で、新価値である現実⇆アバターの描写が、新しいアイドル活動の形として物語に昇華できてないように感じられました。アニメシリーズ前半では多様性が見えて良かったのですが、だんだん全員が両方を露出するようになり、今作ではついに移動する意味の説明もなくブツっと半分で切り替わるため、結局どっちでもいいみたいなことに。
プラネットからのファンがどう感じたかはわかりませんが、古いファンである私としては、私たちをターゲティングすれば良いという製作者の意図を全面に感じて悲しかったです。
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