S4KuYuC1NEM4

告白、あるいは完璧な弁護のS4KuYuC1NEM4のネタバレレビュー・内容・結末

告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは原題まんまだったら半ネタバレもいいところだから邦題の方が吉と出たか。

ロケハンもだがやっぱり韓国は演技上手いね。超ハマってた。
批判も承知の上だけど、韓国映画が得意とするのはミステリーじゃなくてサスペンスとか人間ドラマ。演出と演技。
だから今作みたいなオチが簡単に分かるとか、どんでん返しにだけ期待して見てつまらないとか言う人はちょっと違う。

予想可能なオチというより犯人が誰なんかより、今作みたいに半分は2人の会話劇だけなのに劇中内での偽装工作の創作シナリオとか回想も交えながらも、実は視点を変えると見事に反転し、それでも辻褄が合うからすごい。その上で、実際何が起こったのかの過程をサスペンスさせる技量こそ評価したい。密室殺人のトリックなんか全然焦点当たってないのがその証拠。
小説ならともかく、こういうのは邦画じゃなかなか出来ることじゃない。

ま、個人的には鹿を避けて事故ったのが事の始まりで、鹿が死ななかったのが1番良かった‼︎鹿‼︎
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