これは…酷かったですね。
何と言ってもまず脚本が酷い。エピソードのブツ切りを繋ぎ合わせただけの脚本。邦題からして、姉が弟を嫌っている話がメインかと思いきや、そうでもない。いろんな要素をぶっ込んで混ぜただけの脚本。整理ができてないから、訳のわかんないシーンがちょろちょろ現れる。
1番不思議なエピソードは、姉とそのファンの交流の部分。何か意味ありました?アレ。まさかスーパーのシーンを撮りたいが為に、映画に入れたエピソードじゃないですよね?
あとはカメラワーク?っていうんですか?手持ちカメラのアングルが悪すぎる。いやいやそこまでアップで人の顔でかでかと映すなら、相手の後頭部だけじゃなくて顔もちゃんと映せや💦編集も酷いってことか?そしてせっかくのシネマスコープサイズの画面も、ほぼ生かされず。なぜシネスコにしたの?ナンデ?
唯一良かったのは、俳優さんたちの演技ですかねえ。それ以外はもう…なんだかねえ…怒りに近いですよ。
久しぶりに最後まで観るのが苦痛な映画に出会いました。かなり耐えました💦でも、俳優さんたちのがんばりに+1.0、です。