〜気軽に観るな!?グロテスクに捻れた超ハイカロリー哲学映画〜
クローネンバーグ・ワールドここに極まれり
超キモい! 超不快! 超意味わからん!
………でも楽しい、面白い!
難解なストーリーの裏にある、巨大な思想を読み解く愉しさ
登場するモチーフは様々なメタファーを成していて、観る人によって如何様にも解釈しうる面白み
監督が作品を産み出し、私達がそれに応える
そのプロセスをぐっと感じられる一作
肩の力を抜いて、クローネンバーグが描く、奇妙に歪んだ世界に身を投じるだけでも必見の価値アリ
友人や家族(オススメはしません…)と観て、感じた事をあれこれ語り合うのも楽しいだろう
………これ本当にPG12???
同時に観た『ビデオドローム』はR18+だったが、それよりも遥かにキツかった…
現在のPG12 ≫ 40年前のR18
技術の進化と観客の変化(刺激への耐性)なんですかね?
皮肉にも『ビデオドローム』で感じたメッセージと似通うものがあります……