前半は豊川悦司演じる自由奔放な
白木に終始イライラ
奥さんの事を"あんた"っていう
呼び方も何なのよ٩(๑`^´๑)۶
こんな白木に惹かれる
ミハル(瀬戸内寂聴さん)も
どうかと思ったけど
ストーリーが進むにつれて
この2人の間には想像以上に
深い愛がある事に気付かされる
不倫には変わりないのだけれど
ドロドロの愛憎劇とは違う
まさに"愛に生きる"瀬戸内寂聴さんを
作中に見た気がする
突如出家する事を決めたミハル
その決意と覚悟
お風呂のシーンからは
もう涙が止まらず😭
クズ男だと思っていた白木
少しずつ彼への見方も変わってきた
白木とミハルだけでなく
広末涼子さん演じる妻:笙子も
本作ではとても印象深く
様々な視点から見た
愛の深さが描かれている
色んな意味で身体を張った
寺島しのぶさん、改めて
凄い女優さんだなぁと思ったし
ラストの表情にもグッときた
個人的には良作だと思ったけど
これは観る人の年代によって
感想は大きく分かれる気がする🤔
そして鑑賞後に知ったけど
原作者の井上荒野さんは
今回の作品のモデルとなった
白木こと井上光晴さんの実の娘だそう
自分の父と瀬戸内寂聴さん
そして母親との三角関係について
当時どれだけ体感していたのかは
わからないけどこれを作品に
するって凄いな
🍎2024-6🍎