誰の事も理解できないと思って観ていたのに、エンドロールの時には泣いてた
なんの涙かって言われるとちゃんと答えられないんだけど…
ていうのも、それぞれの愛が複雑で理解し難くて、そしてなんだか虚しくて
だけどそこには本人が決めた人生、本人にしか感じる事のできない深い想いが存在しているという…
うーんうまく言葉にできない
みはる、白木、白木の妻
この3人には、不倫関係とその妻っていう一言だけでは片付けられないものがあったんだね
みはるが白木に髪の毛を洗ってもらうシーンはすごく良かったな
あの瞬間、初めてみはるの気持ちに入り込む事ができたというか
あとはなんと言っても白木の妻の後半の色々…
同じ女性として、彼女の立場になって考えてしまう場面が多かった
役者さんも皆体当たりの演技で、音楽の使い方も◎
自分としてはかなり好きな部類に入る邦画だった
スコア4.4
