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ゴールデンカムイののうちのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
4.3
普通に期待する実写化よりだいぶ面白い。最近は実写版といってもワンピースとか幽遊白書とかちゃんと面白いしお金かかってるやつ多いけど。
人物の個性、北海道の自然とアイヌ文化、メシ、負けたら死ぬ戦闘、杉本アシリパバディ、ゆるいギャグなどゴールデンカムイの好きなところはちゃんと描かれてて満足。冒頭の戦場シーンは特によかった

そもそも原作漫画が最初から最後まで面白いっていう。原作の魅力を損なわない真摯な映画化。ただ丁寧にやってるからかスローペースで、序盤は濃いキャラの活躍少ないのもあって全体的に顔見せ感はあった。3巻/31巻位?もっと端折っていいと思う

玉木宏の鶴見少尉は変態さと優秀さがちゃんと伝わってよかった。落馬からのT1000ダッシュもキモかっこいい。その他も違和感無し。山崎賢人が体仕上げてるのもアシリパさんに違和感ないのも凄い。

キングダムと違ってそんなエキストラも巨大セットもいらないんだから、どんどん続編作って欲しい。谷垣ニシパもっと見せて
ラストの怒涛のちょい顔見せワクワクしたし、アシリパさんが散々嫌がってた味噌食って締めるのもアシリパが倭人文化に寄り添ってちゃんと仲間になり始める象徴的なシーンになってよかった。

ACIDMAN学生時代ぶりにきいてあがる
劇場の客層幅が広かったのが印象的
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