きり

ゴールデンカムイのきりのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
4.2
観るの迷っていた原作&アニメファンです。
監督が原作の大ファンで自身に決まった時泣いて喜んだというエピソードを知ってチャレンジ。観てよかったです!
1本の映画としては起承転結が決して綺麗とはいえず、特に終盤が弱い印象です。でもそれはオリジナル要素を入れて映画として無難に見せ場を作って盛り上げることよりも、原作に忠実に作ることを採ったからで、本当に丁寧に愛を持って作られているなと思いました。長編作品の起の部分だけのお話なのでそうなるのは仕方ない。
杉元、アシリパの再現度も満足です。アニメの杉元の優しく穏やかな声音の中に底知れぬ怖さがある表現が好きだなと思っていたのですが映画版の杉元にもたくさんそれを感じました。瞳での演技もとても素敵でした。
あと白石はマジで白石。
続編待ってます!!
…こんな映像化ばかりならみんな幸せなのにな。
きり

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