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流浪の月 エピソード0のmihoのレビュー・感想・評価

流浪の月 エピソード0(2022年製作の映画)
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U-NEXTで流浪の月観ると、未公開シーンを李監督と編集の方(名前忘れてしまった)の対談とともに観られるのだけど、それとエピソード0合わせて、なんか図らずともどっぷりと流浪の月に向きあってしまった。
いつもさらっと楽しんで見てる映画だけど、これを作るって本当にすごいことなんだな、っていう、めちゃくちゃシンプルかつチープにも見える感想が一番に出てきて、我が脳のしょうもなさ度合いを痛感した笑

未公開シーンの対談では、ブレストみたいに付箋にシーン書き込んで大量に貼って、組み合わせや並び替えでどう見えるか考えてて、その付箋の数と想像するに無数とあるであろう組み合わせの数に圧倒されます。

エピソード0では、李監督の俳優の分析力に感心する。分析も選ぶ言葉も的確。こんな人になりたかったと思う。ところで李組っていう響きいいなあ。
すずちゃん、松坂桃李初め、俳優さんそれぞれが全身全霊で演じているんだなということもわかって、すごく良かった。横浜流星って、存在は知っていたものの初めて出演作品を見たのだけど、結構すごい俳優さんだなと思った。あの嫌な役、絶妙に嫌に演じられるのすごい。
ところで彼、空手で世界一なってるのね。めちゃすごくね?笑 好きな顔かと問われるとわからないけど、それでもあのルックスと空手世界一のコンビネーション、強すぎないか。空手世界一はちょっと惚れた。

そういえば、インタビューの中で松坂桃李が2011年の「僕たちは世界を変えることができない」が映画初出演作だったと語っていて、あれ?わりと最近なんだな松坂桃李って遅咲き系だったっけ?と思ったんだけど、冷静に考えたら12年前で一回息止まった。怖い、年数の感覚が薄れている。
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