Apple+のドラマServantもひと段落したところで、Old ぶりのシャマランスリラー。ルパート好きねぇ、あなたw (扱い雑だがw)
キャビンのシチュエーションでアポカリプス(いわゆる世界の終末)を告げにきた謎の4人組が唐突に押し入り!ガチ誰コイツら系スリラー(?)
情報操作なのか、洗脳なのか、虚構なのか、どれが偶然でどれが偶然ではないのか。スケールの自由な広げ方が彼らしいと言えば彼らしい。笑 うまい具合に見てる側が座布団一枚取られることを期待するのは、一般的には頷けるんだけど、シャマランはシャマランって感じですね。笑
オーディエンスが日々何を見て、どんな社会で生きているかを前提に、トレンドに寄せつつも引っ張られすぎない感じがシャマランっぽいかも。つまりみんなが何を見たいは分かってて、それをそのまま届けるのは誰でもできるし、、という考え方なのかも?
たしかにもう少し層に厚みがある方が売れはしそうだけど、、もう好きにやれる立場なので、好成績に落ち着くかどうかは問題ではなさそう。
仮説思考が苦手な人というか、あるいはそういう訓練を経ていない状態、この物語では象徴的な"子ども"の方が、案外すんなり受け入れるのかもしれない結末でした。笑 この登場人物じゃないと成立しないという仰々しさとか特にアンドリューの職業や素性をはじめキャラクターの構築は上手かったと思います。(偉そう)oldのようなオープンクエスチョン型ではなくて、二者択一型であるが故に、むしろキャラクターの作り込みが甘いと(言動の全てに至る)一気につまらなくなるリスクまであった。
普通の映画ならツッコミどころとしか思えない部分がヒント、かと思いきやヤベェ宗教マンみたいなこと言いやがる奴もおるし、、という妙な混乱の渦。笑
描写での刺激ではなくて、固定観念の裏返しを応用する作り方が、シャマランの実験的好奇心を体現していた気がします。(突然の評論家フェイス)