面白かったです。
人生には災難としか呼べないイベントが、突然降りかかってくる。
チャンスに変えることも出来ないし、どうあがいても損失は確実で、実際のところ選択肢すらあるようでない。
そんな出来事をなんとか飲み込むための慰めとして、色々な理屈が考え出されたのかも？
神様より賜る「試練」は、いつか天の国での報いがある、というような。
損なわれたこの人生にはなんの補填も与えられないが。
それでも、決定ボタンは私のものだ。それを選択する自由だけを持っている。どんな悲惨な一択であっても、それを選ぶこと以外に選択の余地がなくても、決定ボタンは私だけのものだ。
というような気付きがあったので、今後の人生に生かしていきたいと思います。
あと熊さん先生がやっぱりいいキャラクターだったのと、娘さんのわめき声がちょっと耳障りすぎた。活動的で明晰なキャラクターというのはよくわかるが。
