シャマラン作品はシャマるのとシャマらないのが分かれる傾向にあるけど、これはそんなにシャマらないタイプの作品だった。今回のような作品を観ると前作の『オールド』なんかはまだ分かり易いエンタメ作品だったんだなと。
展開については触れづらい作品なので印象だけ。
デイヴ・バウティスタは小学校の先生役、全身にタトゥーびっしり入ってるし、2メートル近くある体格なので、子供からめっちゃ怖がられそうだけど大丈夫か。
同性夫婦の片方はアナ雪のクリストフの中の人のジョナサン・グロフ、歌ってくれるシーンもある。欲を言えば森の中が舞台なので、鹿に乗りながらバラードを歌ってほしかった。
ハリポタの親友役でお馴染みのルパート・グリントはAppleTVのシャマラン制作ドラマ『サーヴァント』でもメインキャストで出ている。最近ジャンキーっぽい見た目の役がとても似合う。
恒例のシャマラン監督カメオ出演は笑いが起こった。シチュエーションスリラーで登場人物の少ない作品だから、今回は無いかと思ったらそこまでして出ようとするとは流石の心意気。
シャマラン作品としては金が掛かってるんだか掛かってないんだかよく分からない作品だったけど、スタッフロールが一番手間がかかってそうだと思った。