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ノック 終末の訪問者のペコのレビュー・感想・評価

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)
2.6
山小屋に突然現れた男女4人が、1組の家族に人類の終焉を賭けた究極の選択を迫るスリラー。M・ナイト・シャマラン監督作品。シャマラン監督作品ってネタとしては非常に興味をそそられるんだけど、毎回オチが面白くない。今回はどうなのかと期待と不安で鑑賞しましたが…う~ん、最後まで観れなくはないが消化不良でした(笑)山小屋の中で繰り広げられる“家族の命”“人類の命”の選択…ゲイカップルがどちらを選ぶのかが気になるところで、伏線であったり謎が徐々に明らかになってはくるのですが、それが分かりづらい。宗教的な?キリスト的な?
登場人物たちの関係性や、仲間を犠牲にしていく背景がハッキリ見えてこないせいもあり、そもそも何故にアンドリューとエリックのカップルが選ばれたのかも謎。オチも「あぁ…そっちね」と思うくらいの普通でした。まぁシャマラン監督らしいシャマラン映画でした。これなら前作の「オールド」のほうが楽しめました。次こそ「シックス・センス」レベルの傑作を期待してるぞシャマラン!
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