ヒロト

1秒先の彼のヒロトのレビュー・感想・評価

1秒先の彼(2023年製作の映画)
4.6
ゼロからイチをうみだすのは天才の成せる業

でも、イチを無限に広げられるのも天才の業

台湾映画監督・脚本のチェンユーシュンも天才。日本版脚本のクドカンも天才。

ある1日が消えてしまうのだけど、その理由がすごい発想力想像力で、それだけで最高な作品。

荒木飛呂彦作ジョジョ第3部、オインゴボインゴ登場の時と同じ強烈な衝撃。

不平等なのは当然で、それが個性なのに、それを無理矢理平等にしようとするから歪みがうまれているように思える。

リンダリンダリンダ以来好きな、山下敦弘監督作品で(もらとりあむタマ子も)、それだけで観に行ったようなものだけど、今年イチにもなり得そうな作品。

ファンタジー系は興味なかったけど、ディズニー映画やジブリ映画が好きな人の気持ちがちょっと分かったような。

テンポよく進んでいく展開はクドカンワールド。怪物に出演のあの子も出ていて、清原伽耶さんの役もはまっていて、大満足。

しょうへいへ〜い、も出ております。

もっと話題になってもいいのに
ヒロト

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