このレビューはネタバレを含みます
「マンホール」という空間設定で繰り広げられるサスペンススリラー。
今どきこんなマンホールないだろうと心の中でツッコんでいたが、、、なるほど。
予想とは異なる、意外すぎる闇深いオチで結構面白かった。
ただ、「吉田」はマンホールに落ちて助けのない状況を、Twitterを駆使して打開しようとするようなアイデア力のある“デキる営業マン”。「川村」になりすまさなくても、自分の力で這い上がれたのではないだろうか。いや、川村になりすましたことで、養われた力なのかもしれない。
実は救いようのない格差社会を裏テーマにしているのかもしれない。マンホールがそれを比喩しているのだろうか、鑑賞後そんなことまで考えてしまった。