正直微妙と言わざるを得ない。瀬戸内海(岡山)の設定なのに誰一人訛っていなかったり、社会を放棄している(仕事をしていなかったり教育がなかったり子供を産まなかったり)にもかかわらず生活が成り立っているなどリアリティのなさが気になって本編に集中出来なかった。長回しが多用されていたが逆効果というか、テンポが伸びてしまっているような感じがした。音声の遠近感？がわかりづらく不自然に感じられる所があった。
姉妹の関係性というか、ぎこちない感じからだんだん家族になっていく空気感が良かった。テーマや題材は良かったのでもっとブラッシュアップして丁寧に作ってればもっと良い作品になったのでは、勢いとかノリみたいな映画ではないので。
