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我々の父親のhkrのレビュー・感想・評価

我々の父親(2022年製作の映画)
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気持ち悪いドキュメンタリー映画。

これと言って気持ち悪い!っていう描写は精子提供のシーンくらいなのですが、映画全体の雰囲気が湿っていて気持ち悪かったです。

ひとが信仰するものを否定してはいけないけど、カルトはやっぱり一生理解できないと思いました。
それだけが一方的に原因ではありませんがここまで狂ってしまうなんて、本当にやばいよなーと。

実際にあった事件なのが恐ろしいですし、法的に裁けないのも、刑務所に入らず普通に生涯を終えたのも全てが胸くそ悪いです。
彼の立場は社会的に死んだとは思いますが、カルトというひとつの彼が所属する世界の中では彼は素晴らしいものだと讃えられているのもシンプルにウザイです笑

こういうことを平気でする人は、誰からも愛されることなく孤独に生き、好きなことも、勝手なこともできない場所で一生をどうにか終えて欲しいです。

性犯罪は普通に理解できない有り得ないものですが、こう言った不妊で悩んでいるましてや患者様に自分の欲を満たすために正義感を主張してこんな事をしてしまうなんて、最低だなと思いました。

ドキュメンタリー映画としては、上手くまとめられててよかったです。
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