Jumblesoul

みちのく秋田 赤い靴の女の子のJumblesoulのレビュー・感想・評価

3.5
秋田市の図書館「明徳館」入り口にある、銅像にまつわる実話の映画化作品。
秋田には珍しい先行上映にスタッフ(監督とプロデューサー)と出演者の舞台挨拶付きという事で、久しぶりのスクリーン鑑賞。
前半の主役の薄幸な母親役を、県南出身の壇蜜。後半はその娘が大人になった役を潟上市出身の若手女優が、という秋田づくしのキャスティングが良かった。主題歌と役者出演もしているYummiさんも仁賀保在住の方だ。
そして何といっても、英語はもちろん日本標準語に秋田弁もマスターした宣教師役アナンダ・ジェイコブズさんが素晴らしい。本作の真の主人公といってもいい。
映画自体は全体的に少し美化し過ぎな所と、タイトルにある赤い靴が1シーンだけというのが気になったが良作だった。
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