Hawkwind

Hawkwind

東北Japan在住。ジャンルを絞らずに良いものを観ます。
ネタばれに繋がるので、レビューには映画の詳しいあらすじは書きません。

彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

3.0

独り言やインタビュー形式の会話で構成された、風変わりなドキュメンタリー・タッチのゴダール監督作品。
売春をしている主婦が主人公というわけでもなく、何故か工事現場のシーンが多数挿入される。
お洒落な家電
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男性・女性(1965年製作の映画)

3.0

劇映画というよりは、当時のフランスの若者達のドキュメンタリーとして観るのが正解かもしれないゴダール監督作品。
理屈っぽくて良く喋るジャン・ピエール・レオが男の象徴。感情だけで生きているようなシャンタル
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人狼ゲーム ビーストサイド(2014年製作の映画)

1.0

ゲーム仕立てのシチュエイション・スリラー。『ソウ』シリーズみのようなクオリティにはほど遠い出来で、ややこしい話のために最初から最後までさっぱり分からなかった。
殺人の場面で血まみれになった制服が、次の
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破戒(1962年製作の映画)

3.0

島崎藤村原作の部落差別をテーマにしたもので、木下恵介監督に続く市川崑監督の二度目の映画化作品。
明治時代の長野県の田舎町に、江戸時代のような階級社会があったという日本の裏歴史のような話。
部落出身者と
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ぼんち(1960年製作の映画)

4.5

市川雷蔵主演の非シリアス系現代劇では最高傑作。
宮川一夫の撮影による昭和初期の町並みの映像が素晴らしい。今ならドローンにカメラを付けて撮ったような頭上からのショットが新鮮。
雷蔵はイケメン優男バージョ
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ヴィジット(2015年製作の映画)

2.0

他の映画かコミックで似たような話を見聞きしていた記憶があるので、あまり新鮮味は無し。
細かいところで辻褄が合わないところがあるし、流行りのハンドカメラ映像はもう飽きた。ラップ小僧もエンドロールまでウザ
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ブンガワンソロ(1951年製作の映画)

3.0

終戦記念日に観る終戦の物語。
新東宝と揉めたために市川崑監督は実質クレジットだけ。確かに終盤の西部劇のようなアクションはらしくない感じがする。
後の怪獣特撮みたいに現地人が日本語ペラペラという設定では
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鞄を持った女(1961年製作の映画)

2.5

金持ちの坊っちゃんが年上の女性に惚れてしまう、王道の青春もの。
当時22歳のワイルド・ビューティなクラウディア・カルディナーレがとにかく美しく、彼女の魅力を堪能できる作品である。

とらわれて夏(2013年製作の映画)

2.5

ジョシュ・ブローリンと太って色っぽくなったケイト・ウィンスレットが主演の、熟年恋愛ファンタジー。
年頃の息子がいて一度結婚に失敗した女性が、出会ってから僅か3日の男と逃避行はありえないでしょ。
これが
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怪談(1965年製作の映画)

3.5

四話の構成による小林正樹監督のオムニバス作品で、160分の短縮版が第18回カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した。
第一話と四話は初めて知る作品なので変だと思ったら、『怪談』以前に書かれた小泉八雲の短
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ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)

2.5

ユダヤ系でもなく純粋のドイツ人なのに、単独でヒトラーを暗殺しようとした一般人の実録もの。
反ナチスなのは理解できるが、確実に巻き込まれる人もいると知っていて爆破の計画をした理由がこの映画では分からなか
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ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)

3.0

第二次大戦時に実在した、ソビエト女性狙撃兵の実録もの。
迫力のある地上戦シーンで、戦争の生々しさが描かれる。ただし、ソビエト艦隊をドイツ空軍が爆撃するシーンはいかにもCGという感じで興冷め。
実際の本
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メンフィス・ベル(1990年製作の映画)

1.5

スポーツ感覚で戦闘機に乗り、出撃する若いヤンキー達の話。こんな調子で広島や長崎に来たかと思うと胸クソが悪くなる。
中盤以降のドイツ本土上空での空隙シーンも、ゲーセンのアーケード・シューティング・ゲーム
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.0

自らが運転した交通事故で妻を亡くした作家ラッセル・クロウの話と、娘の性依存症のアマンダ・セイフライドの話があまりリンクしないので、平行線のまま終わった感じ。
バカラックの名曲『Close to You
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刺さった男(2011年製作の映画)

1.0

ブラック・コメディなのだろうけど、残念ながら笑えるシーンはほとんど無し。
広告業界やマスコミの人が観たら相当面白いのだろうなとは感じるがまるで縁が無い世界だし、普段テレビのワイドショーも見ないから理解
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弾丸刑事 怒りの奪還(2014年製作の映画)

2.5

いつものマチェーテを振り回す桁外れの強さではなく、並の強さのダニー・トレホ刑事。
孫を悪党に誘拐された麻取捜査官の奪還劇という定番の話。
アクションもまあまあで安定感はあるけど、ちょい物足りなさも感じ
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悪魔の赤ちゃん(1973年製作の映画)

3.0

今時のホラーと違って、最後までモンスター赤ちゃんの全身を見せない辺り、70年代の作品という雰囲気。
怖さよりも父ちゃんの苦悩を主体にしたドラマとして見応えがある。ホラーとしては最後の刑事の「シアトルで
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最強兵器女子高生 RIKA(2007年製作の映画)

1.5

和製ゾンビコメディ。余計な登場人物が多いので、テンポが悪いのが難点。スプラッター・シーンはリアルな造形なのでグロ度は高い。
ラス・ボスを倒したら、全て元通りという展開はちょっとなぁ…
中盤でゾンビに食
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陸軍中野学校 雲一号指令(1966年製作の映画)

2.5

市川雷蔵のスパイ大作戦第二作目。
今回から実務編になるが、諜報活動よりも敵国のスパイ活動防止に終始する。せっかく北京に列車で向かったので、こちらは次回に回した方が良かったのでは。
敵国の女スパイ役、村
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続悪名(1961年製作の映画)

1.0

コテコテの関西弁による台詞のため、殆ど何を喋っているのか理解できず。
今回でめでたく一家の親分になった勝新だが、正直なところ下っ端や風来坊の時の方が格好いい。
変な髪型の田宮二郎が唐突に暗殺されるシー
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(2013年製作の映画)

4.0

センスの無い、ど直球な邦題で損をしているホラー良作。
残虐なシーンはなるべく控え、ゴシック・ホラー風の綺麗な映像が続いた後、最後に一挙にスプラッターな結末という流れが見事である。
美姉妹役の女優達の演
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ハドソン・ホーク(1990年製作の映画)

1.0

ブルース・ウィリス主演の泥棒ドタバタ・コメディ。
公開は1991年だが、いかにも80年代のギャグにレトロ・ジャズの組み合わせは古臭すぎて観ている方が脱力してしまう。
敵のボス役ジェームズ・コバーンが出
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ブラッド&ワイン(1996年製作の映画)

3.0

ジャック・ニコルソンとマイケル・ケインが宝石泥棒役。
ありがちな展開の話だけど、ベテラン二人の重厚な演技に引き込まれてしまうB級良作サスペンスである。
ニコルソンの愛人役ジェニファー・ロペスが、この頃
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

1.0

昭和ゴジラ全作に他の東宝特撮、大映のガメラに大魔神、妖怪ものまで観たが、本作は怪獣映画としてはあまりにも退屈。
怪獣どころか全体の7割近くお役人達の会議シーンが延々と続くので、会議映画という新たなジャ
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酔いどれ博士(1966年製作の映画)

4.0

勝新得意の風来坊もの。いつもの殺伐とした雰囲気ではなく、コメディ風味で楽しめる。
特に勝新vsヤクザ&チンピラとの喧嘩シーンは、お笑いアクションといっていい。この頃家庭用トランポリンが流行っていたのか
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若親分喧嘩状(1966年製作の映画)

3.0

ヤクザ同士の争いだけではなく、社会派任侠路線といった要素もある若親分第三作目。
最後の大晦日の決闘は大雪の中だが、良く見ると発泡スチロールの雪である事が分かる。役者達は撮影中相当苦労したのではないだろ
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続兵隊やくざ(1965年製作の映画)

3.5

前作とほぼ同じような話だが、今回はマドンナ役で小山明子が参加。
後半で何とシリーズ初の戦闘シーンがあり、定番の戦場の殺人などもある。
勝新の代表作の一つではあるけれど、やはり田村高廣の上等兵の存在感が
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日本の熱い日々 謀殺・下山事件(1981年製作の映画)

3.5

俳優座総出演の下山事件実録もの。
熊井監督や役者陣の熱意が伝わる社会派作品の力作である。
前半の事件検証はリアルで筋も通っているが、後半からフィクション色が強くなるのが少し残念。

赤々煉恋(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます。

売れっ子になる直前の土屋太鳳主演の浮遊霊もの。
今時の女子高生が失恋した位で自殺するとは思えないが、後半の幼女とのエピソードなど上手くまとめていたと思う。
出家女優の清水富美加が主人公の親友役で出てい
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

マフィアの密輸ものアクションかと思ったら、最後は何やら大袈裟な話に。
脳に半分以上アクセスできると超能力が使えるという理屈は、無理がありそうな気がする。
ヨハンソンは『アベンジャーズ』から超人キャラが
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ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

1.5

ガチなSFの雰囲気かと思ったら、やっぱり夢オチかいというタイムトラベル風恋愛もの。
『黙示録』以降のコッポラ監督はすっかり抜け殻みたいになり、こんな凡作を作り続けて行くのが悲しい。
今となってはリーゼ
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

2.0

クラシック音楽ネタのファンタジーで、久しぶりの再鑑賞。
女子刑務所の殺人犯にして天才ピアニストの受刑者という設定はさすがにありえない気がするし、桁外れの癇癪持ちに性格もひねくれた人物が人を感動させる音
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エリア52(2011年製作の映画)

1.5

地下通路やダクト内の映像がほとんどで、何やら狭苦しい雰囲気の作品。
話もややこしいので理解できず、もっと単純なものにしたら面白くなったかもしれない。
超能力を使うシーンで美人ヒロインの目が黒目になるの
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ミュータント・クロニクルズ(2008年製作の映画)

3.0

トーマス・ジェーンとロン・パールマン主演のSFゾンビ(?)もの。
2707年という時代設定だが、空飛ぶ機関車みたいなのでゾンビの巣窟に向かうなど、レトロな美術が面白い。
最後の方はアクション・ゲーム風
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王になろうとした男(1975年製作の映画)

2.5

ショーン・コネリーとマイケル・ケインの二人のペテン師がインドの未開の地に行き、コネリーが神様になりすます話。
途中までは順調だったが、コネリーが部族の女に手を出して全てはパアになるという、予想通りの結
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カルテット!人生のオペラハウス(2012年製作の映画)

2.5

名優ダスティン・ホフマンが、クラシックのオペラを題材にした映画の監督をした作品。
舞台はかつてのプロの音楽家専門の老人ホーム。個室もあるお城みたいな建物に広々とした庭なので、日本の施設のイメージとはま
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