Hawkwindさんの映画レビュー・感想・評価

Hawkwind

Hawkwind

東北Japan在住。ジャンルを絞らずに良いものを観ます。
映画レビューというよりは寸評です。

ベアリー・リーサル(2014年製作の映画)

2.5

ヘイリー・スタインフェルド主演の青春コメディ。
せっかく暗殺者養成学校出身という設定にしたのだから、もう少しアクションを見たかった。
若いオバサンっぽいヘイリーに比べて、全然年を取らないジェシカ・アル
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恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

3.5

『アニー・ホール』以来、どうも肌の合わないウディ・アレン作品だが、これは面白かった。
上手く行かない人生を何とか好転させようと前向きに動く家族の話だけど、父親と娘夫婦は結局ダメな結果に終わり、自然体だ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

公開時に映画館で観て以来の再鑑賞。やはりロマン・ポランスキー監督の最高傑作である。
ホロコーストものを観ていつも思うのは、大きな組織の一員である人間は組織が肯定すればどんな非情な事もできてしまうという
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レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994年製作の映画)

3.0

男親とその息子の三人兄弟を中心にした大河ロマン。ある意味戦争後遺症ものともいえる。
開拓時代後の設定なので、白人と原住民が同居しているのが新鮮。酒場で差別をしようとしたバーテンをブラピが懲らしめる場面
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アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)

2.0

『ポンヌフの恋人』では初々しかったジュリエット・ビノシュが、すっかり貫禄のある大女優になった主演作。
演劇の業界もので、今主流のハリウッドのエンタメSFものをバカにしている辺りが面白い。
スイスのロケ
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

1.5

モーツァルトの音楽が終始鳴り響く格調高い雰囲気だが、中身は若い美人の奥さんに子供が二人いるのに浮気するアホ旦那の話。
金持ちが道楽で二号を囲うのならともかく、「どちらも愛だ」などと調子いいこと言って告
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

2.5

フレンチ・ポップス歌手のクレオの一日を描いた作品。ヌーヴェルバーグのはしりのような作品で、物語は無いようなもの。
この作品、フランスを代表する作曲家でありジャズ・ピアニストでもあるミシェル・ルグランが
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白いカラス(2003年製作の映画)

2.0

人種差別問題を変わった切り口で描いた意欲作、と褒めたいところだけれど成功したとは思えない。
アンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマンの恋愛ドラマが、メインテーマを邪魔をしているような所もある。
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砂と霧の家(2003年製作の映画)

3.0

家の転売で儲けようとする亡命移民のキングズレー、それほど大切にしているとも思えない家に固執するジェニファー、美形の女のために家族をあっさり捨てるバカ警官と、しようもない人達によってキングズレー一家の妻>>続きを読む

旅情(1955年製作の映画)

1.0

巨匠デイヴィッド・リーン監督が作った、邦題通りのイタリア観光映画。
ありきたりなアメリカ人のオールドミスの恋愛話は取ってつけたようなもので、メインはあくまでも観光。
主役かつ観光案内人は、時々柴田理恵
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

2.5

エドガー・アラン・ポーの後期の短編が原作とのことだが、有名なものではないので未読。星新一のショート・ショートに似たような話があったのを思い出した。
精神病院ものは誰が正常で誰が患者なのかが鍵になる。こ
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ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

1.0

色々な具をこれでもかって詰め込んだ大盛りの食べ物を、無理やり食べさせられているような不快感満載のドタバタ劇。
せめて主演のケイリー・グラントに魅力があれば違ったものになったかもしれないけど、ロザリンド
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アウトバーン(2016年製作の映画)

2.5

ドイツのケルンを舞台にしたアメリカ作品。
あらすじが使い古されたものなので、せっかくのカー・アクションも色褪せて見える。
そんなダメ話の中で、アンソニー・ホプキンスとベン・キングズレーの怪優二人が顔出
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女王陛下の007(1969年製作の映画)

1.5

冬季オリンピックのネタ満載の007。定番のスキーはもちろん、ボブスレーやカーリングまで出てくる。
後継ぎだったのか一時的なものだったのかは分からないが、老け顔でフレッシュさもないレーゼンビーを、ショー
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

「どん底の生活を続けるよりも、一夜だけの王がいい」
観終わってみるとやはりコメディなのだけど、途中のデ・ニーロの狂気じみた芝居がブラックで、ほど良いミックス感がある佳作。
脇役陣が充実していて大御所ジ
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ATOM(2009年製作の映画)

2.0

ドラえもんやスヌーピーに先駆けた、お馴染みキャラクターの3Dアニメ版。
アニメーター・スタッフに中国人がズラリと並ぶので、中華アトムといったところか。
原作ではアトムをサーカスに売り飛ばす天馬博士がい
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ゴッド・タウン 神なきレクイエム/ゴッド・タウン 裁かれる街(2014年製作の映画)

4.0

フィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作。ヘロイン中毒の影響なのか、異様に肥満した体型が痛々しい。
日本劇場未公開作だが、なかなかの力作。ロクデナシの住民ばかりのアメリカ田舎町の話で、ホフマンの女房
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ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)

2.5

アラスカの航空事故で遭難した労働者達のサバイバルもの。
狼群の縄張りから脱出しようとして、結局最後は巣窟に辿り着いてしまうという皮肉な結末に。
リーアム・ニーソンはいつものスーパー父ちゃんではなく、妻
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カポーティ(2005年製作の映画)

3.0

作家トルーマン・カポーティの生涯を描いたものではなく、代表作にして最後の長編『冷血』の執筆秘話。
カポーティというよりは、エルトン・ジョンにソックリなフィリップ・シーモア・ホフマンの静かなる熱演が光る
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スウィッチ(2011年製作の映画)

2.0

巻き込まれ型フレンチ・サスペンス。
旅行先の宿泊費が浮くとはいえ、自分の家を丸々赤の他人に貸すという感覚はちょっと理解できない。
職業がデザイナーの女性主人公が屈強な男性の刑事に追いかけられるが、プロ
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コンドル(1939年製作の映画)

1.5

エクアドルのバランカという始終豪雨や霧の発生している街で、民間航空会社を経営しているという設定がかなり無理がある。
民間パイロット達の男気を描きたかったのは分かるけど、正直なところ馴染みの無い職業の話
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レッド・ステイト(2011年製作の映画)

3.5

話そのものはクズだが、ジョン・グッドマンが登場する中盤から面白くなってくる。良い俳優の存在が映画の良し悪しを決める良い例。
グッドマン率いる特殊部隊vsカルト教団の銃撃戦がなかなかの迫力で、話の発端に
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破壊!(1973年製作の映画)

3.0

70年代の刑事ものというとダーティ・ハリーに代表される一匹狼ものが主流だが、これは二人組のコンビで動きスーパーヒーローでもないところがミソ。後の海外テレビの刑事ものシリーズに影響を与えたかもしれない。>>続きを読む

ミスター・ノーボディ(1974年製作の映画)

1.0

娯楽西部劇がすっかり姿を消した1973年製作の、残り火ウェスタン。
長回しや無駄な場面が多く、実にテンポが悪い。色々と中途半端で退屈極まりない凡作だった。
エンニオ・モリコーネによる音楽もポップス調で
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カンパニー・メン(2010年製作の映画)

2.5

豪邸に住み、ポルシェで通勤していたエリート会社員がリストラされる話。
就業支援センターなるもので再就職活動するがなかなか決まらず、義兄の大工仕事に雇ってもらう。以前の同僚も次々にリストラされ、叩き上げ
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ディレクターズ・カット JFK/特別編集版(1991年製作の映画)

3.0

ケネディ暗殺事件の検証もので、メインは事件後のクレイ・ショー裁判。
名優達が沢山出ているが、オズワルドにそっくりなゲイリー・オールドマンにジョー・ペシの二人が素晴らしかった。
後半の法廷シーンはちと長
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

字幕版では何10回と観ているSF名作だが、シュワの公式声優とされる玄田哲章吹替版は何故か未見だったので今回鑑賞。
シュワが完全悪役なのでセリフが少ないけれど、やはり玄田版の吹替が似合っている。ただし、
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天と地(1993年製作の映画)

4.0

『プラトーン』のオリバー・ストーン監督作品で、舞台が60年代のベトナムとなると戦争の狂気とやらを期待する人がいると思うが、それは見当違いもいいところで、これは大変な時代に生まれ育った女性の数奇な運命を>>続きを読む

ブルースカイ(1994年製作の映画)

3.5

夫婦と家族愛、ネバダ州の核実験問題、米軍の組織の闇と色々と盛り込んだ傑作。本作でアカデミー主演賞受賞のジェシカ・ラングが熱演。
トミー・リー・ジョーンズとジェシカの夫婦の物語も味わいがあるが、核実験で
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裸のチェロ(1974年製作の映画)

2.0

70年代イタリア映画お得意の、お色気コメディ。
クラシック・オーケストラのチェリストが主人公という、変わったネタが面白い。
楽器のチェロ同士がカップルになり妊娠してバイオリンを産んだなんて、ベタなジョ
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アンツィオ大作戦(1968年製作の映画)

3.5

ロバート・ミッチャム主演の戦争映画だが、助演のピーター・フォークの主役を食う名演が素晴らしい。
元々は靴職人で、ジャズ・ナンバーでも有名な『バイ・バイ・ブラックバード』を口ずさみ、「楽しいから戦争に来
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.5

過去の殺人事件を当時子供だった当事者が大人になって検証し、真相を解明する話。いくら子供だったとはいえ、第三者が介入した事を見逃すはずはなく、本格ミステリーとしては少し弱い。
主演のシャーリーズ・セロン
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

2.0

吹替版で久しぶりの鑑賞。
脇役がこんなに豪華だったとは、すっかり記憶が薄れていた。ヴァネッサ・レッドグレーブが出てたなんて今更ビックリ。
そして今では官能ものの女王、エマニュエル・ベアールがめちゃ可愛
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31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

1.0

熟年夫婦のどうでもいい話。ちなみに喧嘩らしい喧嘩は全然していないのに、よくこんな邦題をつけたものだ。
日本ではあまり馴染みのないカウンセリングの場面が多く、さすがに退屈した。倦怠期の夫婦がこんなの受け
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リベンジ・キラー(2015年製作の映画)

2.5

誘拐ネタのスプラッター・アクション。誘拐された女の子がなかなかタフなのがポイント。
中東で戦った退役軍人達の狂気を隠し味にした点は良かった。
それにしても、狭いバンの中で銃撃戦ってのも低予算映画らしい
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バグジー(1991年製作の映画)

3.0

30分以上短縮されたBS吹替版で鑑賞。
いわゆるラスベガス誕生秘話で創立者のギャング、ベンジャミン・シーゲルの半生記である。
夢を持って実現する行為は尊いものだが、現実は決まったように上手くいかないも
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