燃えちまえこんな村〜！！
村の嫌な所ぎゅっとしてみましたな映画。
手毬唄を歌うバァさんや金田一耕助が出てきてもいいような雰囲気の霞門村。やってる事が古臭くて何時代じゃ！と突っ込んでしまった。でも知らないだけでこんな村まだあるのかもしれない。
映像が綺麗。能と炎、ホラー映画でもおっぱじまりそうなオープニングでタイトルドーン！は好きな見せ方なのでテンション上がった。村で聳え立つゴミ処理場がほんと異様で良い。
ストーリーは、でしょうねって展開で驚きはないのがちょっと残念。そんなにゴミ処理場に食いつく？ってのが疑問だけど「横浜流星みたいな役員がいる」って考えたら納得してまった。あの時の放送で余程のトークを見せたんかな…？
自分の能の知識が薄いので、知ってたらもっと楽しめたんかもしれない。「笑ってるようにも泣いてるようにも色んな感情に見えるのが能面」ってくらいの事しか知らんので、主人公や婆さんがそうなのかな〜と思ったりした。
穴は舞台装置の奈落＝地獄＝良くないモノ・主人公の心の穴から溢れ出そうなヤバいなにか、かなと思ったけど、能って奈落無いか…？それは歌舞伎…？
