りんごあたま

ウエスト・サイド物語のりんごあたまのレビュー・感想・評価

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
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宝塚盤を見る予習に15年ぶりに観賞。

現代版(といっても約60年前)ロミオとジュリエット。マンハッタンを舞台にアメリカ人不良グループ『ジェット団』とプエルトリコ人不良グループ『シャーク団』が覇権争いをしている。そんな中ジェット団リーダー、リフの兄貴分トニーとシャーク団のリーダー
、ベルナルドの妹マリアが恋に落ちそして悲劇が起こってしまう話。
まず何よりレナードバーンスタインの音楽が素晴らしい。ソンドハイムの歌詞が素晴らしい。音楽を聴く為だけで一見の価値がある。
胸糞悪いシーンもあるし、内容も決して明るい話ではないが起こってしまう悲劇は人間が一生抱える課題の1つだと思う。だからこそ内容は色褪せないし、作品にして敢えて残す必要があったのだと思わざるを得ない