ずっとキービジュアルだけ知ってて見たことがなかった映画
ジャンルとしてはSFファンタジーなんだろうけど、今まで見たことない種類の映画だった
そのはずなのにどこかで見たことあるような気もして、不思議な感覚に陥ったのはこの作品が他の名作たちに影響を与えているからなんだろうな
見たこともないクリーチャー、世界観、人間以外の生物に人格を与えているところ、絵画のようなカット、終わった後も味のする癖になる感覚など、映画全体の持つ雰囲気こそ違えど時折ジブリ作品を彷彿とさせて、人間の求めるファンタジーの権化のような作品だった
不気味ではあるけれど全然ホラー要素はないので安心して見てほしい
人間側の死を惨たらしく描かずに「コテッ」と音がしそうなこけ方で死なせていて、人間から見た虫のような描き方をしていたあたりに少し思うところはあった
まあそれでも虫は容赦なく叩きつぶすけどな!
害虫は駆除しないとね〜