投稿されてきたという心霊映像を検証・紹介する心霊ドキュメンタリー。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」(以下ほん呪)第96弾。
演出・構成:藤本裕貴
「墓参り代行サービス」
墓参り代行サービスってなんだよ、と思ってたけどほんとにあるのか。
実際に行った証拠を残す必要があるのはわかるが、わざわざ動画として保存するとは殊勝な業者もいたもんである。
(一般的には写真だけらしい)
「誰?」
めっちゃ暗いんですけど、ナイトモードとかいらっしゃらないんですかね?
事象は、めっちゃライトアップされた幽霊がいます。
おもしろいのは、逃げるときにも人数が多いというパターン。
肝試しを一緒に楽しんだ、とでも言うのだろうか。
「ナガレモノ 前編」
男鹿くん、爪がめっちゃツヤツヤで笑う。
事象はノイズ系。
こういうのって撮影していたときにあらわれたものなのか、それとも撮影後にこうなったものなのか、というのははっきりしてほしいところ。
さて取材は、映像の最後に見切れていた木箱を探すことに。
2時間探してもみつからなかったものがわかりやすいところにいきなり放置されているという謎現象を経て、エピソードは次のステージへ。
つーかあんな目立つ木箱、普通に川を管理してる業者が回収してるだろうに。
「徘徊」
家族旅行で−10°のなか買い出しを命じられた哀れなパパが遭遇した怪異。
地下道に降りる階段のところで足を滑らせるところめっちゃリアルでよき。
しかし明らかに女の泣き声と人影が映っていたのに「こえー」の一言で済ませてしまうパパ。
地下道の謎の女などより嫁のほうが怖い、とでも言うのだろうか。
映像は普通に怖くてよい。
「シリーズ監視カメラ 万引き」
店員が万引きした客を問い詰めるシーン。
こういうのアダルトビデオでよくみるシチュエーションだけど、実際にこういうのやるのかしら。
話をするにしてもまず警察を呼んでからじゃないかなと思うのだけど。
万引きして捕まったという経験のあるかた、コメント待ってます。
事象は、バッグのなかから手が伸びてくる。
バッグに取り憑いた霊が万引きをさせた、とでも言うのだろうか。
万引きしたらバッグから手がでてきた経験のあるかた、コメント待ってます。
「お迎え」
亡くなった曽祖母の生前の姿をこっそり撮影したという映像。
なんでこっそり撮影する必要なんかあるんですか。
映像はすごいすき。
こういうのもっとちょうだい。
「ナガレモノ 後編」
呪われた川について調査していた取材班。
水難事故で子どもを亡くしたという人の知人という人から映像が届く。
映像は、母親に向けられたiPadの画面にもやがかかるというもの。
モヤがかかっている瞬間に写真を撮ったようにみえるが、その写真はないのだろうか。
さて、木箱のなかからみつかったものを研究所に調査依頼を出していた製作委員会。
「アジア魍魎研究所 日本支部」はどこへ行ったのか。
そして取材は、謎の廃村への向かうことになる。
作戦「いのちをだいじに」。
2023ー旧079