よしか

手のよしかのレビュー・感想・評価

(2022年製作の映画)
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ロマンポルノでありつつ、主人公に感情移入できる作品。
何度かうるっと来てしまった。
さすが松居大悟作品。

ロマンポルノ"ナウ"を体現した作品。
監督の言う通り、
性別を問わず楽しめるポルノ映画だった。

決していやらしい事を見せるために、取ってつけたストーリーではない。
さわ子が、自分自身気づいていないような心の奥にある何かを見つけるために、
身体の触れ合いを重ねているような、そんな感覚だった。

全員に、今もどこかで生活しているようなリアル感があった。
舞台挨拶の雰囲気も和やかでチーム感があって、これはキャストの演技力と監督の演出の賜物なんだろうなと感じた。

2週間で終わらせるのはもったいない。
もっと色んな場所の人に観てほしい。

出てたキャストさんみんな好きになっちゃったな。
あと2作も観にいきたい。
『手』何度もみたい。
福永さん、大渕さん魅力的だったな。
おじさん可愛かったな。
金子大地はずるすぎる!(いい意味で)
よしか

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