FU

手のFUのネタバレレビュー・内容・結末

(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ポルノ映画と聞いていたから、過激シーンが中心(目的)の映画かと思っていたが、父親と娘、恋愛などがしっかり主題になっている作品でとても面白かったー。
さわ子も充分人に好かれそうな感じで最初描かれているよなぁと思っていたが、妹の明るさが飛び抜けてて笑った。
さわ子が泣いているショットで映画が終わるのは、『君の名前で僕を呼んで』の最後のティモシーシャラメを想起させた。普段映画を見るときは、幸せ空間で終了する作品を少し引いて見てしまう癖があるが、この映画は素直に、お父さんと和解できて良かったなと思った。その前の森と別れるシーンで、アパートから見送る森があまりにも惨めで滑稽に映ったからというのもあるからなのかな?
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