堀越じろう

遠いところの堀越じろうのレビュー・感想・評価

遠いところ(2022年製作の映画)
4.6

この上映回は満席でした。

沖縄の現実なのか
本作自体の上映時間は120分超と長かったが飽きずに観ることができた。
主人公(アオイ)未成年だがキャバクラで働いて飲酒もしながら接客している。
冒頭の男性客の「美味しいもの食べて未成年と酒飲めて沖縄最高ですね、棲んじゃおかな」は
皮肉だろう。
自殺した親友の言葉「遠いところに行きたい」
とタイトルが色々考えさせられる。
東京からしたら沖縄も遠いところなのだ

ストリートは主人公にとって救いがない方向に
監督は多分主人公を追い詰めることができる人なのだ
これも才能だ

ラストシーンは色々解釈ができるがこれが映画の余白なのだと思った。
堀越じろう

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