朝まで海で遊ぶシーンや、警察に踏み込まれての逃走からの疾走が気持ちいい。
ラストも理屈をすっ飛ばして、行動へ移している感覚が良かった。暴力シーンのふっと入る横移動。
花瀬琴音は心理の方へ行きそうにな…
まず一番感じたのは、生きることの重さとどうしようもなさ。アオイの毎日は、ただ淡々と進んでいるようで、実は希望も痛みも全部詰まっている。それを派手に語らず、夜の街の光や海の静けさの中に滲ませる演出が本…
>>続きを読む貧困、DV、シングルマザーなどなど。沖縄を舞台にしているが、これは日本全国どこにでもある問題だと思う。これらのあらゆる問題がこの映画に詰め込まれており、原因の所在を簡単には語れない。
映画の中では…
幼い息子と暮らす17歳のアオイと、彼女を取り囲む沖縄の社会を描いた作品。
「約3年にわたる沖縄での緻密な取材に基づいてリアルに表現された」この映画を見て、このような問題を遠いところからなんとな…
生きにくい世界
手を貸してくれる人はいない
共感してくれるのは同じ境遇の人
冷たい視線と凍るような日々
それでも必死に生きていたはず
愛する者のために
苦しい
抉られる魂
はち切れる心情
幸せは遠い…
沖縄だけに限らず今日も日本のどこかで同じようなことが起こり続けてるんだよなあ。
ケンゴがもしラストで生存できてもアオイの夫みたいになるんだろうなって思った。すでに現時点で同年代と成長が遅れてるし、…
唾奇が主題歌ということで使命感です。
若年出産、未成年売春などを社会問題として提言されていて、今回は沖縄県の2歳の子を持つ17歳のお話。どこまで事実に近いのかは分からないが沖縄で実際蔓延しているとす…
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