一つ一つの台詞も勿論繊細で美しいのですが、台詞の合間の沈黙も凄く心に沁みるので、無音を無音として楽しめる映画館で鑑賞すべき映画だなと思います。
今泉監督作品は、映画のパンフレットの内容も非常に凝られていて…
前作の『猫は逃げた』『愛なのに』のパンフレットでは、映画の脚本が全て書き起こされていたり、
今回のパンフレットも、映画のラストカットのその少し後の写真が収録されていたり、ミニ小説『ラ・フランス』、劇中に登場するカフェの情報、架空小説の紹介文などなど、映画の余韻を楽しむためにぴったりな内容が盛り沢山なのでオススメです。
