黒人のお父さんとライオンのお父さんが家族のために戦います。
せっかく隠れてんのにテンパって大音量カマしちゃったり、ぶっちぎり逃走中に個室に寄り道しちゃったり、主人公補正が発動してラスボスの攻撃がかなりマイルドになっちゃったりモンスターパニックの王道ど真ん中を征く作品。
B級と伺っておりましたがライオンさんのCGが超丁寧なため画面的には貧乏臭さが無くてちょっとうろたえました。役者さんも迫真の演技。ライオンさんと戦うシーンとかの撮影はやっぱり空気と戦ってたんでしょうか。プロの魂を感じます。
映画内で父親は「アル中、暴力、支配と依存」と描かれがちな昨今、お父さんはヒーローだ!と言い切ってくれるのも好感が持てます。全世界に向けた家族思いのお父さんへの熱いエールを確かに受け取りました。
俺?子供いないよ！
