このレビューはネタバレを含みます
【2022年おうち映画 109本目】
Netflixのトップに出てきたので、あらすじを軽く読んで鑑賞。
観る前は、1960年代に行われた精神病院での実験についての本を読んだことがあるのでかなり興味深い作品だなと思った。
我こそがイエス・キリストである。と対立していた３人に友情が芽生える終わり方だとは思っていなくて、感動した。患者のうちの1人は自ら命を落とすのかなと、なんとなく予想はしてたけど実際にそのシーンを見ると悲しかった。
最終的に、自分を神だと思い込む妄想を治すことはできなかったり、３人の実験の記事を本人たちに読ませたり、他にも倫理的にどうなんだろうと思ってしまうシーンもあったけど、1950年台後半ならあり得るんだろうな。
電気ショックを拒否したり、無理強いしない治療法を行った医者と、実験とはいえ治療の効果が分かりやすく表れていた患者たちの姿に嬉しく感じるシーンも多かった。
この実験に参加していた大学院生の反応とかにも興味があるので、記事とかを探してみようかな。
