酸基

ザ・ミソジニーの酸基のレビュー・感想・評価

ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)
3.8
コレは高橋洋の動線を追っていないと興味のない人には意味不明過ぎる。 オカルトとナチズム/ファシズムの繋がり(「聖別された肉体」に詳しい)、映画の多重構造、或いは、写真の禍々しさ(「コティングリーの妖精事件」や「映画の生体解剖」で語られる映画そのものの不気味さなど)、本人が実家で体験した心霊現象等々が部品として無数に登場する。前作の「霊的ボリシェヴィキ」の亜種とも捉えられはするが先鋭化し過ぎて狂人の域。
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