このレビューはネタバレを含みます
合言葉は、全ては神秘に始まり政治に終わる。だって政治に始まり神秘に終わったら何をしたいかよう分からんもの。
その界隈では高名で実績ある脚本家さんが監督をするとなぜか学校の演劇ワークショップ(不条理)…
わからんのだが、たぶんだけど…そもそも世間一般の人が考えている「恐怖」と、監督の提示する「恐怖」が違うんじゃないか?
昨今のJホラーでは前半に不穏な空気を流し、怪現象や怪現象を起こしてる元凶をちょい…
劇でやる殺人の芝居の練習をしながらホラーを交えつつ演者の過去に迫ってく話。
久々に頭はバグりそうな映画だった。
ヒトラーやソ連の話をしてると思ったら話してた人が実はアメリカのスパイで同じ演者に裏切…
高橋洋監督『ザ・ミソジニー』(2022)
役という霊媒、そこに降りてくる霊的茶番…否、劇的愛憎物語ー
めちゃくちゃ面白かった。
使い古されたホラーの文法を一挙に解体して再構築している印象だけれ…
演出家の女、招かれた女、そのアシスタントの男。役演じたり、降りたり、演じているかと思えば降りたり、そもそも夢の中だったり。現実と非現実に加えて時間が交錯する複雑なプロットに、謎の呪術合戦が上乗せされ…
>>続きを読む(c)2022『ザ・ミソジニー』フィルムパートナーズ