これ劇場で観たかったんよ！
何という配信の早さ！ありがとうNetflix！
ただ、原作が漫画という事以外は何も知らないけど。
それでは、カラオケに行った気分でいってみよう🎤
-中学校で合唱部の部長を務める岡聡実（齋藤潤）は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児（綾野剛）からカラオケに誘われ、歌のレッスンをしてほしいと頼まれる。
それは、組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。
狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」
嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていく-
“紅だぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ”
最高だぁぁぁぁあ！！
全てのバランスが最高！
部活の青春要素、非日常のヤクザ要素、思春期の家族パート、部活掛け持ち「映画を観る部」パート、そして聡実くんと狂児の友情。
構成が見事すぎて、一瞬で観終わった。
これ観たら、間違いなくカラオケに行きたくなるね。
「紅」は人生で数回しか歌ったことないけど、今度カラオケ行ったら絶対歌う！
それほど「紅」に染まる映画だった。
主人公・岡聡実を演じた齋藤潤、『正欲』で磯村勇斗が演じた役の中学生時代の子なの？
こないだ観たのに全く気付かなかった…
彼はこの作品をキッカケに、これからどんどん活躍していくよ！
綾野剛演じるヤクザ・狂児のキャラも本当に良かった。
聡実くんと狂児の会話、バランス、友情というより兄弟みたいで微笑ましい。
全編ファルセット「紅」はAメロで大爆笑。
他の曲を練習する時も「紅」を忘れないその「紅」愛は本物だ。
脇役の組員達もみんな面白い。
橋本じゅん、やべきょうすけ、RED RICE、チャンス大城、そして組長・北村一輝。
特に組長は最後の最後まで出てこないのに、あのワンシーンでの存在感がヤバい(オモロい
聡実くんのお母さん役の坂井真紀も絶妙に面白い。
あんなお母さん最高だよ！
傘のセンスが独特(それはお父さんか…)だけど、そこも含めていい家族。
合唱部の部員達も良かった。
副部長と和田くんのやり取り、和田くんと聡実くんのやり取り、思春期だなぁ〜。
顧問役の芳根京子は言ってる事が精神論ばっかりだったけど、あんな顧問だと部活も楽しそう。
そして、この作品で1番の異質を放つ「映画を観る部」
この部長？栗山くんは、きっと将来素晴らしい映画監督になるだろう。
とにかく、ほっこり？スッキリ？ドッキリ？色んな感情が湧き出るけど、観終わる頃には心が洗われた気分になる作品。
よし！カラオケ行こ！
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※追記 2024/4/23 再鑑賞
☆3.7→☆4.0に変更
書店で、ファミレス行こ！を衝動買い。
