こういうワンシチュエーションのジャンルムービーの中では完成度高い方なのでは。
相棒が既に死んでたくだりとか、
ゆっくり違和感浸透させてからのネタばらしだったので爽快。
電球での充電や、ハゲワシ、
でか見せブラジャーなどの小道具や、
トラックに轢かれそうになるくだりとかも
わりと伏線頑張ってて感心。
あんだけビビり倒してた主人公が、
最後覚悟決めて降っていくところは、
ほんま見てる側も恐怖から解放されて行く感じがして、
演出凄いなぁ、と感心した。
ただ、
アホな行いをしてアホな目にあってアホに死んでいくバカに
「人生は短い。精一杯生きよう」とか言われても、あんま響かんので、
最後の締めだけは余計(笑)
実家の改装のとき、
家の周りに足場組んでて、
こっそり登ってみたことがあるんだけど、
たぶん10メートルくらいでも結構な恐怖を覚えた記憶がある。
ずーっと手汗が止まらない、
俺にとっては何よりもスリラーな映画でした!
ツッコミどころとしては、
こんな細さでこんな高さの塔、そもそも建てられるの?
建てられるとして、揺れが相当大きい気がするのだが。
→ほんとにあった!人間すげえ!
メンテされて無くて錆だらけは分かるんだけど、
頂上の電球の入れ替えは誰がどうやってたのよ(笑)