ロケーションなど、本当に細部までこだわり抜いていて、丁寧に作り上げられた作品なのが伝わってきました。
映画のオマージュで作られてるデートシーンは本当に素敵で大好きです。
キャストの自然な喜怒哀楽の演技でより世界観に没入できたし、西と優衣の気持ち、どっちも理解できるからこそ苦しかったな。
SF要素の部分がこんなのあり得ないって思うんじゃなくて、「記憶を残す」ことについてすごい考えさせられたなぁ。
私も誰かの記憶に残るような人生にしたいし、素敵な記憶を残していきたい。
そう思うとより、記憶が消えるのって本当に怖いし、誰かの記憶から消えていくのも怖い。だからこそ今の人生を楽しもうと思えた。
私の人生の色んなタイミングと重なったこともあって、「消せない記憶」となった作品。