しんぶんし

GOのしんぶんしのレビュー・感想・評価

GO(2001年製作の映画)
5.0
この映画のレビューはとても難しい。ひとつ言えるのは、窪塚くんは革命をおこしてもいないし国境線を消しても、越えてもいないということである。むしろ越えたのは柴咲コウの方であって、窪塚くんは元々越えた側の人間である。革命なんて簡単には起こせない、一人の人間が世界を変えるのは難しい、ただ、その圧倒的に正しい信念や真っ直ぐな怒りがそのまま輝いてこの作品を傑作としているのである。