冒頭の爆発の合成丸出しで萎える人が多いと思いますね(笑)
その後も屋内でパソコンの前で話が展開されます。シチュエーションで低予算を隠そうとはしているものの、所々のチープさが露呈して隠しきれていません…。
主演はメル・ギブソンさんではなくケヴィン・ディロンさん。マット・ディロンさんの弟さん。テレビドラマでは活躍していると聞いてますが、映画では久しぶりに見ましたね。
ベテランの爆弾処理班の隊員役でメル・ギブソンさん。メインではないので期待は禁物ですが、見せ場はあるしチョイ役という訳ではない。
銃の構え方などこういう役は似合うし、何しろ華があるので場を締めます
ね。多分、予算の半分くらい持ってかれたと思いますが、いるといないとでは大違いだったと思うので失敗はしていないと思う。
捜査の指揮官のガム噛みおばさんがウザいなぁと思ったら、「モールラッツ」のシャナン・ドハティさんと知って驚き！
うーん…当時は少年を虜にした美貌で人気だったのになぁ…。時の流れの残酷さをまざまざと感じました…。
登場人物が少なく怪しい人物も限られているため、犯人の予想は安易でやっぱりお前か！しかなく驚きは皆無…。
カメラの件などそれが出来るなら、もっと早くやればいいのになどツッコミ所は多いです。
犯した罪贖罪がテーマになってはいますが、主人公の犯した罪があまりにも酷くて釣り合いが取れてないです…。
スナイパーが主人公を狙うなど緊張感がある場面もある。
メル・ギブソンさんの魅力で何とか持っている気がするものの、それなりにハラハラする場面もありますし、Ｂ級シチュエーションスリラーとしてはそこそこだと思います。
