風来坊さんの映画レビュー・感想・評価

風来坊

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チャイニーズ・ウォリアーズ(1987年製作の映画)

2.0

小型飛行機のパイロットのミンミンはひょんなことから日本軍の化学工場建設計画を阻止するために立ち上がる。香港製のアクションアドベンチャー映画。

一応は王家始祖シリーズ3作目になるのですかね?
前2作は
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皇家戦士(1986年製作の映画)

3.5

「レディハード/香港大捜査線」に続く"皇家師姐"シリーズ2作目として製作された。
復讐の鬼となる日本の刑事役には若き日の真田広之さんで、今は2人共に世界で活躍する2人で今思えば貴重な共演作。

監督は
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レディ・ハード/香港大捜査線(1985年製作の映画)

3.5

今や中国を代表する女優となり世界で活躍するミシェル・ヨー(この頃はミシェール・キング)さんの初々しい初主演作。
香港アクション映画を支えたコリー・ユン監督に脚本は俳優に脚本家に監督と活躍するバリー・ウ
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座頭市牢破り(1967年製作の映画)

3.0

渡世の義理で救った命が後に農民を苦しめる事に…。苦悩の果てに座頭市は救った命の前に立ちはだかる。今度は命を奪うために。シリーズ第16作目で勝プロダクションの記念すべき初製作作品でもある。

農民の作業
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フィンチ(2021年製作の映画)

3.0

太陽フレアの影響により荒廃した世界で生き残った老人の発明家。彼自身も病に侵されており残り少ない人生の中で、自分と犬の相手にアンドロイドを作り国を越えて希望を見つけようとする姿を描く。アメリカ製のSFド>>続きを読む

ブラック・ダイハード(2022年製作の映画)

2.5

邦題でダイ・ハードが付いていますが、ダイ・ハード要素は全くありません…。
トム・ベレンジャーさん目当てで観ましたが、ちょっともうスッカリおじいちゃんと云った感じで痩せたし貫禄が薄れた印象。

それでも
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デイ・ゼロ(2022年製作の映画)

2.5

8年間の服役を終え、元エリート兵士エモンはやっと外の世界へと戻る。しかし、世界は爆発的に拡大する謎のウィルスによって人々が凶暴化。エモンは元エリート兵士のスキルを活かし家族を救おうとするが…。フィリピ>>続きを読む

インサイド・マン2(2019年製作の映画)

2.0

連邦準備銀行で強盗事件が発生。首謀者は頭がキレ捜査を翻弄。事件の解決のために優秀な捜査官を集めて事件に当たるが…。アメリカ製のクライムサスペンス映画。

前作はただの銀行強盗で逃げるための捜査官との駆
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アビゲイル(2024年製作の映画)

3.0

「ドントブリーズ」のような楽に犯罪を実行出来ると思ってた相手が実は…的なホラースリラー。少女の無垢な可愛さからの豹変が物語のポイントでしょうね。
アビゲイル役のアリーシャ・ウィアーさんはまだ15歳!で
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

2.5

日本映画らしくない物語だなと思ったら原作は中国の作家のズー・ジンチェンさんの小説「悪童たち」で中国で「隠秘的角楽」というタイトルでテレビドラマ化され、その日本リメイクみたいな形が本作との事。

中国の
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先生の白い嘘(2024年製作の映画)

2.0

原作は鳥飼茜さんの漫画が原作との事。漫画は読まないのでもちろん未読。
映画の内容どうこうよりもインティマシーコーディネーターを巡る騒動の方が話題になった作品。

三木康一郎監督は始まりはホラーでしたけ
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フィリップ(2022年製作の映画)

2.5

1961年にポーランドで出版され、後に約60年もの長いあいだ発禁処分となったレオポルド・ティルマンドの自伝的小説が「フィリップ」が原作。
ナチス支配下のポーランドが舞台なのでおのずと重いお話は想像がつ
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アルティメット・ハルマゲドン 堕天使を撃て(2024年製作の映画)

1.5

PTSDに苦しむ元アメリカ海軍兵のガブリエル。ある日、謎の男が現れて世界を混乱に陥れる大天使ミカエルと戦えと命じられる…。信じないガブリエルだったが街で不可解な事件が起こり始め…。アメリカ製のファンタ>>続きを読む

マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

2.0

ああ…そうか「マジカル・ガール」の監督でしたか…どおりで私には合わないはずで…。
日本文化が好きな監督なので映画の中にもそれを落とし込んでいて、そこは日本人として単純に嬉しいし応援したいのですが…やっ
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柔道龍虎房 4K(2004年製作の映画)

3.5

柔道で闘う事でしか語れない不器用な男たちと、場末の酒場で歌手を夢見る女性が織りなす人生模様。香港製の人間ドラマ。
黒澤明監督を敬愛する香港の鬼才ジョニー・トー監督が大好きな「姿三四郎」にオマージュを捧
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

5.0

保釈された非道で有名な無法者が復讐にやって来る事を知った保安官の孤独な戦いを恐れと緊張感たっぷりに描く言わずと知れた異色の西部劇の名作。

何度も観ている作品で「シェーン」も捨て難いが西部劇では1番好
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ロボフォース/鉄甲無敵マリア(1988年製作の映画)

3.0

パイオニア1号なる巨大ロボットを使って強盗を繰り返す犯罪組織「ロボットギャング」に命を狙われる事になった警察の技術者たち。刺客として送り込まれるも破損したパイオニア2号マリアを修理して味方に付け「ロボ>>続きを読む

リアリティ(2023年製作の映画)

3.0

2017年に起きたトランプ大統領とロシアとの繋がりの報告書のリーク事件の映画化。
元々は本作の監督と脚本を手掛ける劇作家のティナ・サッターさんの舞台劇らしい。映画監督としてのデビュー作でもあるとの事。
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トランスフュージョン(2023年製作の映画)

2.0

サム・ワーシントンさん主演なのでゴリゴリのアクション映画かと思いきや親子の絆を取り戻そうとするヒューマンドラマでした。

最愛の妻を亡くしての喪失感は分かりますが、子供がいるのに放ったらかしで放浪はな
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ダークネスマン(2024年製作の映画)

2.0

刑事の主人公は捜査の過程で愛を育んだ女性を殺されてしまう…。犯人を捜しながら彼女の残した息子を見守り続けていたが新たな危険が迫る。

ジャン・クロード・ヴァン・ダムさんが原作にも絡んでいる作品。
ロサ
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プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち(2024年製作の映画)

2.5

追い詰められた邪悪なプーさんが邪悪な仲間と共に100エーカーの森を飛び出して復讐と反撃の殺戮を繰り広げる。版権切れに便乗して製作されたシリーズ第2弾。

私も観ちゃっているので何とも言えないですが、前
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箱男(2024年製作の映画)

2.5

原作は今は亡き孤高の天才作家の安部公房さんの同名小説。1997年の安部公房さん存命中に当時の石井聰亙監督が映画化の承諾を得たもののその後に安部公房さんの急死もあって紆余曲折で製作中止…。

27年経っ
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47RONIN-ザ・ブレイド-(2022年製作の映画)

3.0

酷評の嵐だった前作なのにまさかの続編で驚きました。調べて見ると大ヒットには至らなかったですが、キアヌ・リーブスさんや日本の豪華キャストでそこそこはヒットした模様で「じゃ続編作ってみようか」って事になっ>>続きを読む

キャッシュ・アウト(2024年製作の映画)

2.5

もうお馴染みのスキンヘッドトラヴォルタ。B級アクション映画監督なのになぜか大物俳優を起用出来る謎の人脈を持つランドール・エメット監督作品。

B級の「インサイドマン」みたいな感じ。主人公の頭脳明晰さと
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無名(2023年製作の映画)

2.5

日本占領下の上海租界を舞台に日本の傀儡政権と反政府勢力との裏切りや暗殺や情報戦を描く。中国製の戦争ドラマ。
中国の映画製作会社ボナ・フィルム・グループ製作の「アウトブレイク 武漢奇跡の物語」「1950
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生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)

1.5

個人的には未だに石井聰亙の名がしっくりですけど、いつの間にか石井岳龍に改名してた監督。
石井監督ってコアな層にピンポイントで深くぶっ刺さるが、そうじゃない層には何が面白くて何が評価されているのか難しい
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眠狂四郎 悪女狩り(1969年製作の映画)

2.5

市川雷蔵さんが演じる眠狂四郎シリーズ第12作にして最終作。池広一夫監督が3度目の登板。既にこの撮影時に病に侵されていた市川雷蔵さん…。
体調不良により身体に負荷の掛かる殺陣はシーンによって代役を使った
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.5

阪本順治監督って「どついたるねん」で鮮烈に映画監督デビューして、これから凄い数の映画を撮るんだろうなと思っていましたけど、キャリアの割にはそれほどでもなく数より質の人なのでしょうね。

しかし…「新・
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

2.5

これは観たと思っていましたが、観ていませんでした…。てっきり佐藤健さんが出演している作品がラストステージだと思ってました。
コレはハマっている時、トリック脳の時に観ておくべき作品。いま観るとことごとく
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眠狂四郎 人肌蜘蛛(1968年製作の映画)

3.0

江戸に帰る旅の途中で寄った墓参りで出会った青年に自らのルーツを重ねた狂四郎は、青年らの住む村を闇に染める巨悪に円月殺法で挑む。シリーズ第11作目。
シリーズ3回目の登板となる安田公義監督作品。

実在
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深い谷の間に(2025年製作の映画)

3.5

「ドクター・ストレンジ」「ブラック・フォン」のスコット・デリクソン監督。こんなのも撮っていたのか…全く知りませんでした。
中盤までは主人公たち同様に何が何だか分からない状況。未来なのか現代なのかも曖昧
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レディ・シフター 美しき秘密諜報員(2023年製作の映画)

1.0

アラナ・フォックスさんなる女優さんがCIA女性エージェントのタラを演じる。
調べてみましたが詳細はほとんど無い…おまけに監督の情報もほとんど無い…。
多分、ギャラが安かったんでしょうけど、こんなにも華
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

4.0

「フューリー」「スーサイド・スクワッド」などで有名なデヴィッド・エアー監督。
脚本は監督としてあの「リベリオン」「ウルトラ・ヴァイオレット」を生み出したカート・ウィマーさん。
個人的には最強コンビの作
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

4.0

「ミナリ」で引退するって言ってたし、ヒューマンドラマがお得意のリー・アイザック・チョン監督がディザスター物をしかもあの「ツイスター」の続編とはと驚いた作品。
草原や自然の撮り方がやっぱり「ミナリ」ぽい
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ヒットマン(2023年製作の映画)

3.0

原作は作家や脚本家として有名で本作のリチャード・リンクレイター監督とも既に「バーニー」仕事済みのスキップ・ホランズワースさんの原作「Hit Man」
原作からかなりの脚色をしているとの事ですが、こんな
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.0

マッド・マックスは好きなんですが前作で登場したフュリオサに個人的に何の思い入れも無いもので観るのを先延ばしにしていてやっと鑑賞。
冒頭のフュリオサの子供の頃のエピソードで子供の頃から勇気のある女性とい
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