起立性調節障害のため学校に通えなくなってしまった高校生の物語。高校生が自らの経験を本にまとめ、仲間たちと映画に作りあげている。
高校生が作ったとは思えないほどの完成度の高さ
に驚かされる。
だが、それ以上に素晴らしいのは、自分自身の体験を起立性調節障害に苦しんでいる中で高校生の時に仲間たちとこの映画をつくりあげたということ。起立性調節障害についても、その悩みやつらさが痛いほど伝わってくる。
併せてメイキング映像も見た。高校生自身が自分たちの力で映画を作っている過程を見ることで、とても強く思いが伝わってくる。
この映画は、同じように悩みを抱えている人たちにとって大きな励みになる。素晴らしい映画だった。
