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レジェンド&バタフライのSTAYGOLDぴあ映画生活のレビュー・感想・評価

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)
2.9
世界に一つだけの花
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ナンバーワンにならなくて良い。
もともと特別なオンリーワン。

観てる間中、頭の中にこの曲がリフレインしていました。でも、そうしたら二人は出逢わなかったかもしれない。運命とは厳しく宿命とは切ないもの。それが戦国の世の習わし。

まーキムタクはいつものキムタク。
検事だろうがパイロットだろうが美容師だろうが信長だろうが、いつものキムタク。安定のキムタク感です。芸風は一つ。それはそれで尊い。皆が求めてるものだしね。あとは、特にありません。

濃姫な綾瀬はるか様には貫禄すら感じました。「雨鱒の川」の可憐な少女が、ここまで来たかと感慨深い。殺陣も上手いし眼ジカラ強すぎ。ただなー、それも前半までで後半グダグダに。

これは彼女のせいでは無いし。制作側の完全なミステイク。このシナリオ推敲したのかな。節々がかなり破綻してる。更に南蛮船のシーンはどう考えてもアレだわ。あと、いくら琵琶とか弾けても、病人にいきなりそれわ無理やで。たとえ夢現つの表現だとしても醒めるわー。

信長なタク様。
彼も先走り続けなければ仲間と未来を築けたかもしれません。基本、彼の濃姫は家族のみが大切だった様ですが。姫たちに囲まれて彼らしくカッコよく生きて行くのでしょう。下天は夢現つだから、それも良い。

いつだって答えは 遥か彼方にある
それが映画なのです。

史実感が超×10 薄いのが残念でした。
後、製作陣に言いたい。南蛮船でヨーヒーはやっちゃダメよ、プロならば、ネ。劣化した紛い物にしかならないから。信長はそゆの嫌いなのでヘタレな家臣は手打ちにされちゃうよーん。ほんと残念。

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