たいち

女経(じょきょう)のたいちのレビュー・感想・評価

女経(じょきょう)(1960年製作の映画)
4.0
三人の女性の生き方を描いたオムニバス作品。エンディングがめちゃくちゃ可愛かった〜〜❣️

「耳を噛みたがる女」
若尾文子が本当に最高。ラストも昔の外国映画のようなオシャレさがあった。歯医者の待合室やサイゼリヤに流れてそうなBGM(悪口ではない)が西洋感を出してたのかな。

「物を高く売りつける女」
山本富士子の二面性のある演技が良かった。ラストの展開が全く意味が分からず、「何でだよ」って言いながら笑っちゃった。

「恋を忘れていた女」
性格のキツい女性を演じさせたら、京マチ子の右に出る者はいないな。京都弁の「留守どす」ってワードもジワッた。音の響きが面白いから日常生活で使っていきたい。
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