このレビューはネタバレを含みます
あしたのジョーEND
…かと思わせて大丈夫でしたパターン。
「がんばれー」「立て…立つんだジョー!」という感じで結局コトー先生が根性で何とかしてしまった…。辛い。
僻地医療の限界といずれ来る崩壊を見せつつ、打開策の片鱗が見えずに終わってしまったのはちょっとモヤっと。
「一人の医師に寄りかかってすり減らして良いはずがない」と劇中で言いつつ、
判斗先生という次なる犠牲候補を見せるのみに終わってしまった。それだけ日本の僻地医療ってどうにもならんという事なんだろうか…。
ともあれ、当時見ていたドラマ版から16年経って、遠い親戚の近況を覗くみたいに、志木名島の日常が続いていた様子が見れたのは良かった。
ロマンスグレーのコトー先生、なかなか良いです。