マリリン

Dr.コトー診療所のマリリンのネタバレレビュー・内容・結末

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

1回目の鑑賞でモヤモヤしすぎて、連日で2回観てしまいました。1回目はコトー先生の生死を視聴者に委ねるような作り方に怒りさえ湧きましたが、批判する前にもう一度と。2回目は先生は助かったと確信しました。よくよく観るとちゃんと夢や幻ではない演出がされています。ただ、先生の目線が虚ろなのが気になっていたのですが、他の方のレビューを見て私も先生は失明したのかなと。でも命は助かった。赤ちゃんは見れていないかも知れません。

診療所がカオス状態になって、先生が倒れている中、剛利さんの「俺は諦めねえぞ!」のセリフ。
全員助けること、コトー先生が病気を治すこと、彩佳が赤ちゃんを産むこと、俺は漁師に復帰すること、剛洋は医者になること。全てを諦めない。そういう意味で脚本家は剛利さんに言わせたと思います。諦めたら終わり、諦めなければ必ず成し遂げられる。まぁ、世の中そうはいかないことも多いけど、Drコトーの世界観は充分それで伝わりました。なので私は星は5にします。たとえわかりにくい演出で戸惑ったとしてもこの映画に1や、2をつけるファンだという人の気持ちがちょっと理解できません、、。充分良い映画です。
人生、諦めずに生きていこうと思いました。
マリリン

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