Dr.コトー診療所とはなんだったのか
吉岡秀隆さん、柴咲コウさんを主役に据え、脇には名優を配し、美しくも厳しい島を舞台に展開された。
過疎地の医療ドラマ。
吉岡さんは当時33歳、柴崎さんは22歳だった。
20年。日本はどうなっただろう。
何か、良い方向に変わっただろうか。
漁師の父に憧れた剛洋は、医者を目指して上京した。
前回放映から16年
引退した富岡涼さんが復帰し、再集結したのは奇跡だ。
さらにここで前田公輝さんを配役。髙橋海人と生田絵梨花が霞んでしまうような名演技。
剛利さんの不器用さは沁みるけど、実際あんなだったらやだなぁ。
「医者じゃないから人を救えなかったと思ったのなら、よかったよ。医者にならなくて。」
「剛洋くんには医者になって欲しかった。」
医者ってなんだろう。
医療とは、そして地域医療とはなんだろう。
医者だって人だぞ。看護師だって。
判斗先生の叫びは、もっともっと、日本中に響かせないと。
善意で人は救えないよ。
2024.1/10 TV放映の録画