2023-27〈18〉
間違いなく鈴木亮平目当てで公開前から楽しみにしてたんだけど、彼を好んで作品を観るようになって早15年。どんどんその演技に磨きがかかっていて、今回も新しい鈴木亮平にあった気がした。
ゲイの役がやりすぎでも物足りなくもなく、ほんとにちょうどいい塩梅というか（表現がこれであってるかは謎い）、仲間たちと飲んでる姿はまさに新宿2丁目のそれだった。さりげない仕草がしなやかだったり曲線的なものだったり…ちあきなおみの夜へ急ぐ人を熱唱するシーンもよかったなぁ。
嬉しさや相手を愛おしく思う表情が我慢してるようでダダ漏れている浩輔も、対して少年のようにニッコニコ満面の笑みでときに軽く弾んだり両手で手を振る少年みたいは龍太もどちらもすごくよくて役者あっぱれでした。
内容でいうと、もっと2人の関係、ゲイである2人の関係にフォーカスがあるのかと思っていたけど『エゴイスト』というように完全に浩輔個人の内側がしっかり描かれていた。
エゴイスト…龍太や彼の母にしたことがってことなんだろうけど、だから彼は何度も謝っていたんだろうけど、全然エゴなんかじゃないと思うよぉぉぉおおおお😭😭😭と隣にいたら抱きしめたかったなぁ。最後病院で龍太の母が言っていたことがまさにだなぁと思った。なんだって相手がどう受け取るか、だよね。
改めてもう一回観たいなぁ
しかしカメラワークがほんとに苦手で軽く酔った。ぐわんぐわんだったなぁ
