鈴木亮平氏の本物感がすごかった。
終始一人称視線で映し出される映像表現が、浩輔のリアルをより強調させていたが、慣れてないとスマホで撮影した様な映像に3D酔いする。
個人的にはもう少し見やすくしてほしかった。
原作を読んだ時、お母さん役誰が演るのかなと気になっていたが、阿川さんのソフトで控えめな感じは悪くなかった。
原作にあるループのように繰り返される日常からジワって行く感じはかなり端折られていたが、さり気なく変わって行く服装などは映画ならでは。
ラストシーンは切なくなる。
が、おっと、ここで切るんだ…⁈
とちょっと思った。
鈴木氏の演技は素晴らしいが、私的には、早くゲイの役はゲイが普通に演じられる様になれば良いなと思う