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イチケイのカラスのクリスのレビュー・感想・評価

イチケイのカラス(2023年製作の映画)
3.1
そこそこ面白いかな~レベルの月9ドラマの映画化だがハッキリ言って映画クオリティになっていなかったな……

平凡な主婦が史上最年少防衛大臣に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、近海で起きたイージス艦と貨物船の衝突事故が関係していて不審点だらけの事故で入間みちおは、もう一度調べようと動き出す。だがイージス艦の航海内容は全て国家機密、みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵であり、さらに最年少防衛大臣・鵜城英二が立ちはだかる…

坂間千鶴は、弁護士として活動を始めていてそこで出会った人権派弁護士・月本信吾と新たにバディを組み、小さな事件に全力投球していく。そして、人々の悩みに寄り添う月本の姿に心惹かれていく

と2つのパート分けされてやがてそれぞれの事件が結びつくお決まりのパターンだがそこにワクワクするような高揚感が不足している。

終盤で明らかになる町を支える地元大企業のある疑惑の真相が中途半端な印象だし事前の月本の暗躍にやるせなさを醸し出していたけどそれもあんまり伝わって来なかった……
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